こだわりのデザイン住宅 自然素材と外断熱工法の健康住宅づくり

椛田三市郎 “コラム”

住まいづくりの原点


“青の洞門”紅葉の季節は美しい
“青の洞門”紅葉の季節は美しい
住いのクリエートに興味があり、建築事務所を創立してはや20年、歳もそこそことった。

大分県の国定公園耶馬溪に生まれ、大自然に事欠かない。春は吸込まれそうな新緑、初夏、清流にゆれる木漏れ日、盛夏は暑かったが木陰は以外に涼しかったことを思い出す。
秋は又格別、菊池寛の小説「恩讐の彼方に」の舞台“青の洞門”がある。
傍を流れる山国川に映る紅葉がきれいで、自然庭園そのもの。
冬は結構雪が降る、子供の頃の記憶では50cm位積ったこともあった。
田舎で生活は大変だったが、季節の事象みんな好きだった。

妻の実家が屋久島の海沿いに有ってたまに行くことがある、色々癒される場所があるが、なかでも私はその実家の縁側で潮騒を聞きながら、まどろむのが至福の時だった。
私の住づくりの原点は、この辺に有るような気がする、よく「私の屋敷廻りは、家が建込んでいて面白いものは何もない」と言われる。でもじっくり考えてみると結構有る。昼は太陽、夜は星、雨も降り、リズミカルな雨音が聞こえたりする。雨上がり水たまりの日の反射が、和室の杉板天井にゆれたりもして、それを畳に大の字になって見上げるのも面白い。

そんな事を思い描き楽しみながら、夢を理想のカタチに出来たら、きっと愛着の世界にオンリーワンの“我が家”が見えてくるはず。
平成16年2月 椛田 三市郎

悠久のロマンを感じた一日


裏六甲から見える美しい神戸の夜景
裏六甲から見える美しい神戸の夜景
山系が縄文時代後期から
以前、JR西日本の社長様邸(当時)のお住まいを設計させて頂きました。
表六甲山系に当る神戸の六麓荘にあり、神戸の町並みや港が見渡せる景色の良い場所でしたが、この山系が縄文時代後期から近世に至る複合遺跡群に入っていて、文化庁当局の試掘調査を受けました。 
大阪城再築工事石材の切出し場
担当者の説明では、聖徳太子の時代(約1400年前)の住居跡及びその約1000年後の1620年、徳川秀忠の大阪城再築城工事(大阪、冬夏2回の陣の後)に伴う石材(花崗岩)切出し場で、駆り出された諸大名の刻印入りの石が出るとのことでした。
試掘調査に立会いましたが、結果的には発見出来ませんでした。

悠久のロマン
先人達も、現代人とあまり変わらなかったろう、考えを持ち、道具を使いここに家を建て、仕事をし、同じ景色を眺め、恋愛をし、子供を育て・・・今に続いている事を思い、悠久のロマンを感じた一日でした。
椛田 三市郎
住まいづくりの”専門建築家” 「三市郎建築デザインルーム」 
一級建築士事務所 三市郎建築設計事務所 

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