奈良県被災建物危険度判定士講習会に参加しました

近年、短い期間に阪神淡路大震災、東日本大震災などはじめ大きな自然災害が続いています。このような災害で残念ながら発生する被災建築物が、二次被害をもたらすことも多々あります。例えば被災建築物 の屋根から瓦が落ちて通行人を傷つけたり、自然に倒壊して、復旧用道路をふさいだり等です。私たち建築専門家として、被災地におもむきこれらの建物の危険度をA・B・Cランクに判定して振り分け「危険」「要注意」と、とりあえず危険のない「調査済」の3種類のステッカーをそれぞれの建物に貼り付けます。(これは被災建物の評価をするものではありません)

これで、被災地域の皆様がすこしでも安全に過ごせるようになればと願っています。

1月25日 奈良県社会福祉総合センター(奈良県橿原市)にて

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当会場では、約100人が受講しました。

財団法人 日本建築防災協会・全国被災建築物応急危険度判定協議会の講習会資料